@北九州芸術劇場
森山未来の猫が観たい!
それだけの理由で
苦手なミュージカル。
会場には子供の姿もちらほら。
大丈夫かしらんとの心配をふきとばしたのは
行ってびっくり音楽ロケットマツさん。
生演奏はもうそりゃパスカルズの世界。
イスラエルの方の演出・美術。
ああそういえばダニカラヴァンの舞台美術のようだわと。
お国柄なのでしょうね。日本人にはない感覚。
涙をすくうサカナ執事はアコーディオンも弾けて多才。
お話はこどもむけの絵本を題材に
ちょっとシュールでややモノクロームな大人のファンタジー仕立。
さすがの身体能力猫まっしぐらの森山未来と
キュートで低めの歌声ステキな満島ひかり。
あのモテキでの神聖かまってちゃん熱唱は伊達ではない。
はじめてミュージカルで感情移入。
もう一度観たいとすら。サントラ欲しいとすら。
雨が降るくりかえす。。
リフレインのフレーズがいまだ頭をはなれません。
ミュージカルも悪くない。
白昼夢のような美しい舞台でした。