2011年1月24日月曜日

Bas Noordermeer 「Still in Itoshima」

Bas Noordermeer 「Still in Itoshima」 studio KURA

初めて訪れたスタジオ蔵。
まわりによけいなものがほとんどない、静かな場所。
Still in Itoshima はそんな蔵の周辺を
定点観測のように撮影した作品。
変化していないようで、つねに変化している「映像」。
1秒は長いのか、短いのか。時間の感覚が静かにずれていくような。
雪山の風景も美しかった。

still は平穏と(スチール)写真を掛けているのかな。
ステートメント読むの忘れた。

オープニングのパフォーマンスもおもしろかった。
するする伸びていくカセットテープは砂時計のように
音の時間を刻んでいく。
その横でゆっくりと動く体。
巻き戻るテープを見ていると時間も巻き戻せるような気分になった。

2011年1月19日水曜日

chateau pesquie

ワイン。
グルナッシュ55%、シラー45%
飲みやすい

2011年1月15日土曜日

10のとびら

山が凍ってて美しい。

石橋美術館へ。

ここの駐車場は30分を超えると有料になる。
時間もなかったし、ケチなので30分でダッシュ観。
冬の噴水周辺は寂しい限り。

10のとびら

所蔵品を10の視点から見た構成。

肖像自画像
写生旅行
模写
想像空想
画材
写実
写実とは?
抽象
生活の中の美
彫刻

にわかれている。

入口すぐのパネルがドアの絵になっていてかわいい。
テーマパネルも文字きりぬきでおもしろい
キャプションには見方などももりこまれていて、親切丁寧。

ひらがな多用で子供向け?

でもどうなんだろうか。子供は興味もつんだろうか。
実際内容はかなり大人向き。
このさい割り切ってもうちょと大人を意識したほうがいい気がした。


古賀春江の「素朴な月夜」は好きな絵。今日も会えてよかった。
青木繁の「海の幸」や黒田清輝の「針仕事」もある。

意外にたくさんあってびっくりした藤田嗣治。
「横たわる女と猫」が美しくて見入る。
シッカロール、つかってるのかなーこの淡い白。
画材のコーナーにあったから、分析してあったらタイムリーだったのにと思う。

写実とは?のコーナーがちょっと無理あるネーミング。
写実でもなく、抽象でもなく。。
なんていったらいいのでしょうね。難しい。

抽象コーナーもすてき。
ここにアボリジニが1点はいっていたのがよかった。


うーんここで時間終了。
別館を残し美術館を後にする。
無料駐車が45分だったらいいのにといつも思う。

でもしっかりポストカードは購入。
ここのポストカードは1枚50円。
紙質もデザインもすばらしいのでかなりお買い得。

帰り道、筑後川の上で渋滞。
美しい冬の青空と川と山をゆっくり眺められたので、
得した気分になった

2011年1月6日木曜日

抜け穴の会議室

キャナル劇場。
2階ははじめて。なかなかに観やすい。
舞台が遠く見えたけど、役者の二人が入ると、セットが小さいんだとわかった。

佐々木蔵之助、大杉蓮の二人芝居。

輪廻転生、その間のタマシイの二人。
前世の記憶の本をたどって、二人の関係が明らかに。

人として存在するときに出会った人との貸し借り。
生まれ変わってかえして。時には多く、時には少なく。
輪廻転生が続く限り繰り返す。

「タマシイ」は人として繰り返す。
その「タマシイ」はいったいどこから生まれたのか。

今出会っているあの人との関係、これが輪廻転生なら
前世はいったいどんな貸し借りをしたのだろう。
そう思うと、おもしろくもあり、怖くもあり。