キャナル劇場。
2階ははじめて。なかなかに観やすい。
舞台が遠く見えたけど、役者の二人が入ると、セットが小さいんだとわかった。
佐々木蔵之助、大杉蓮の二人芝居。
輪廻転生、その間のタマシイの二人。
前世の記憶の本をたどって、二人の関係が明らかに。
人として存在するときに出会った人との貸し借り。
生まれ変わってかえして。時には多く、時には少なく。
輪廻転生が続く限り繰り返す。
「タマシイ」は人として繰り返す。
その「タマシイ」はいったいどこから生まれたのか。
今出会っているあの人との関係、これが輪廻転生なら
前世はいったいどんな貸し借りをしたのだろう。
そう思うと、おもしろくもあり、怖くもあり。