@北九州芸術劇場
初期の作品らしいですが、
古さまったく感じず。
いつもの後味の悪さはほとんどなく、すっきり楽しめた。
ごろーちゃん(荒川さん)ときんちゃん(平原さん)がとにかく愛おしい。
こどもは大人の世界をものすごく敏感に感じ取り、
悩みながらも正直に、そしてやさしく感情を出していく。
かけひきとか見栄とか卑怯さがない。純粋です。
そして大人はいろいろ卑怯。
ごろちゃんほんっとにいい子で。
お父さんとの食事のシーンの行儀のよさとか
裏でうわーんと泣いちゃうとことか、
もううりうりしたくなる。
びみょーな心の変化が表情や動きで伝わってきます。
そしてきんちゃんもごろちゃんが大好きだってことが
ラストシーンで伝わってきます。
ハイバイ、岩井さんはもはや鉄板のおもしろさになってきた。
映画も作って欲しいな。