立て続けに映画を見ました。
ミッドナイトインパリでなんとも不思議な時間をすごし、
その余韻も覚めやらぬまま見た映画、
ファミリーツリー。
なんとも
なんとも
なんとも切ない。
人生もこのへんまで生きてくると、
いろんな別れに直面したり
知りたくもない真実を知ったり
誰かの真実を隠したり
つきたくもない嘘をついたり
裏切られたり
裏切ったり
傷つけられたり
傷つけたり
ほんとうはいいたくもない暴言を吐いたり
大切なことが伝えられなかったり
許せない!と思っていた出来事を
許せるようになったとき。
それまでにぎりしめていた怒りのようなものを
するりと手放し
なにかを失うような喪失感とともに
別のなにか大きなあたたたいものを得るのかもしれない。
決して楽しい話ではなく
ヒーローもいない。
どんでんがえしも
奇跡もない
それでも観てよかったと思える。
許しの結果うまれる
なにかおおきなあたたかいものが
あのアイスクリームの中に詰まっているような気がするのです。
2012年6月7日木曜日
百年の秘密
@北九州藝術劇場
半年前のノーアートノーライフとは真逆の、オンナの感じ満載のお話。
少女から女性へとうつりかわる、ティルダとコナのふたりと
それにまつわる人たちの話。
誰にも言えない、誰も知らない秘密の話。
庭の楡の木だけがすべてを知ってる。
こどもの残酷さと無邪気さが生み出す運命。
ちょっとしたきっかけで歪んでいく関係性。
離れて、繋がって、また離れて、また繋がる人と人。
未来を知った後に見る
過去のはちきれんばかりの夢と希望にあふれた時間が
たまらなくせつなく見えた。
物語の中には語られていない時間の中にも
さまざまな喜びや悲しみや裏切りや怒りや驚きがあるのがみえて。
愛されたい人に愛されなかったり
夢は叶わなかったり
つかのまの幸せがあったり。
それらすべてを経験して
彼女と彼女は見つめ合って笑いあう。
「あなたが笑うから、私も笑う」
ティルダとコナの間には
女と女の間にのみ可能な深い愛があるように思えた。
いいお話だったなあ。
毎度のことながら映像も効果的で美しい。
ケラさんのつぶやきを見ている限り、ぎりっぎりにしか完成しない話で、
あれだけのものが作り出せるのは毎回感動するのですが、
今回戯曲を購入して読んでみて、ちょっとわかった気がします。
とても緻密な文章で書き上げられている戯曲でした。
また次が、楽しみでしかたないナイロン100℃。
半年前のノーアートノーライフとは真逆の、オンナの感じ満載のお話。
少女から女性へとうつりかわる、ティルダとコナのふたりと
それにまつわる人たちの話。
誰にも言えない、誰も知らない秘密の話。
庭の楡の木だけがすべてを知ってる。
こどもの残酷さと無邪気さが生み出す運命。
ちょっとしたきっかけで歪んでいく関係性。
離れて、繋がって、また離れて、また繋がる人と人。
未来を知った後に見る
過去のはちきれんばかりの夢と希望にあふれた時間が
たまらなくせつなく見えた。
物語の中には語られていない時間の中にも
さまざまな喜びや悲しみや裏切りや怒りや驚きがあるのがみえて。
愛されたい人に愛されなかったり
夢は叶わなかったり
つかのまの幸せがあったり。
それらすべてを経験して
彼女と彼女は見つめ合って笑いあう。
「あなたが笑うから、私も笑う」
ティルダとコナの間には
女と女の間にのみ可能な深い愛があるように思えた。
いいお話だったなあ。
毎度のことながら映像も効果的で美しい。
ケラさんのつぶやきを見ている限り、ぎりっぎりにしか完成しない話で、
あれだけのものが作り出せるのは毎回感動するのですが、
今回戯曲を購入して読んでみて、ちょっとわかった気がします。
とても緻密な文章で書き上げられている戯曲でした。
また次が、楽しみでしかたないナイロン100℃。
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