北九州芸術劇場。
先日の映画、ものすごくうるさくて・・・でも感じたこと。
どこまでが異常でどこまでが正常なのか。
登場人物はすべて異常に見える。
でも見方を変えれば純粋そのもの。
舞台の中に境界線がないように、
正常と異常の境界線も曖昧。
それぞれに純粋な愛情だけど、
社会や人との関係性の中で
愛情は異常になっていく。
ただ彼らの愛情は
すべてあまりにも一方的。
キャッチボールではなく
感情を投げつけあっているように見えた。
それだといつか相手を傷つけるし
跳ね返って自分も傷つくのかな。
こわくてボールを投げられないよりましなのかな。
どちらかというと自分は怖くて投げられないタイプ。
思い切っていろいろ投げてみたほうが楽なのかもな。
たとえ傷ついたとしても。
そんなことまで考えてみたり。
布を使った演出はおもしろかった。
ひっかかったり、もそもそなったりしてるとこもあって。
役者さん大変だわね。
しかしこの戯曲はどう書いてあるのか気になる。
あのシーンやあのシーンをどう文章で現しているのかなと。
読んでみたいが戯曲って高い。
機会があったら読もう。