2012年8月13日月曜日

ハイバイ ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン

@北九州芸術劇場

初期の作品らしいですが、
古さまったく感じず。
いつもの後味の悪さはほとんどなく、すっきり楽しめた。

ごろーちゃん(荒川さん)ときんちゃん(平原さん)がとにかく愛おしい。
こどもは大人の世界をものすごく敏感に感じ取り、
悩みながらも正直に、そしてやさしく感情を出していく。
かけひきとか見栄とか卑怯さがない。純粋です。
そして大人はいろいろ卑怯。


ごろちゃんほんっとにいい子で。
お父さんとの食事のシーンの行儀のよさとか
裏でうわーんと泣いちゃうとことか、
もううりうりしたくなる。
びみょーな心の変化が表情や動きで伝わってきます。

そしてきんちゃんもごろちゃんが大好きだってことが
ラストシーンで伝わってきます。

ハイバイ、岩井さんはもはや鉄板のおもしろさになってきた。

映画も作って欲しいな。

2012年8月6日月曜日

open reel ensemble

@博多百年蔵

福岡初上陸。
open reel ensemble。

去年の7月に運よく観れた Braun tube jazz band 。

あれから1年。

もうひとつの和田栄氏。

やっとライブが観れた。

彼らの音は映像で見るのがいいかと思ったけど、

いやいやいやいや

リアルタイムで作り出す音のすごさ。
ベースやリズムの生音との絡みもよく。
生で観るべき音でした。

やっぱりこのひとすごい。

CD買いました。
この夏後半戦、かなりの頻度で耳に鳴りそうです。

もういっかい観たいな。

いや、何回でもリアルタイムで共有したい。

今回のライブを観れてほんとうによかった。



しかし
いつもみかけるアート系ほかの人たちの姿は皆無。


大海ははてしなく広く、はるか遠くまで行っている。
井の中で安心し、仲間を確認している場合ではない。


福岡。
ここにはもはや新しい刺激は生まれなさそうな気がした。



2012年7月11日水曜日

タタタタタタタ

正式には
タタタ
タタタ
タ☆

康本雅子さんとテニスコーツ。
おそらくほとんど即興のダンスとライブ。

なぜここで。。。というように遠かった
門司の甲宗八幡神社。


行ってよかった。
この一言に尽きます。

本殿の中の神楽の舞台で
3人が歌うし奏でるし踊る。
めずらしく晴れた7月7日。
夕日から宵にかわる時間の流れを光で感じ、
こどもたちもやさしく参加し。
神社というのはこんなにも
踊りと音楽が似合う場所なのかと感動する。
即興ながら、神々しさも感じられ。

さいごはハメルーンの笛吹きのように
みんなを外に連れ出して。

外は心地よいたそがれどき。能舞台をかこんで
盆踊りさながらみんなでダンス!

音にあわせて体を動かすのって楽しい。
小さい子供が音にあわせてふんふん体を揺らすような
無邪気な気持ちになれたのは
康本雅子さんとテニスコーツの人柄あふれるステージと
品格ありつつ心地よいあの場所があってからこそかと。

あの空間でしかありえなかった
すばらしい1時間でした。

ほんとうによい七夕だった。
帰り道には星空。
願いも叶う気がしました。


ほんとは遊びに行く余裕なんてないんだけど、
今回あえて我慢しないようにしています。

あそびをせんとやうまれけむ。

言い訳ではない。


タタタタタタタ。 タが七つ、、、、

七夕やん。 意外とベタ。




2012年6月11日月曜日

ファミリー・ツリー

立て続けに映画を見ました。
ミッドナイトインパリでなんとも不思議な時間をすごし、
その余韻も覚めやらぬまま見た映画、

ファミリーツリー。

なんとも
なんとも
なんとも切ない。


人生もこのへんまで生きてくると、
いろんな別れに直面したり
知りたくもない真実を知ったり
誰かの真実を隠したり
つきたくもない嘘をついたり
裏切られたり
裏切ったり
傷つけられたり
傷つけたり
ほんとうはいいたくもない暴言を吐いたり
大切なことが伝えられなかったり


許せない!と思っていた出来事を
許せるようになったとき。
それまでにぎりしめていた怒りのようなものを
するりと手放し
なにかを失うような喪失感とともに
別のなにか大きなあたたたいものを得るのかもしれない。

決して楽しい話ではなく
ヒーローもいない。
どんでんがえしも
奇跡もない

それでも観てよかったと思える。

許しの結果うまれる
なにかおおきなあたたかいものが
あのアイスクリームの中に詰まっているような気がするのです。


2012年6月7日木曜日

百年の秘密

@北九州藝術劇場

半年前のノーアートノーライフとは真逆の、オンナの感じ満載のお話。

少女から女性へとうつりかわる、ティルダとコナのふたりと
それにまつわる人たちの話。

誰にも言えない、誰も知らない秘密の話。
庭の楡の木だけがすべてを知ってる。


こどもの残酷さと無邪気さが生み出す運命。
ちょっとしたきっかけで歪んでいく関係性。
離れて、繋がって、また離れて、また繋がる人と人。



未来を知った後に見る
過去のはちきれんばかりの夢と希望にあふれた時間が
たまらなくせつなく見えた。



物語の中には語られていない時間の中にも
さまざまな喜びや悲しみや裏切りや怒りや驚きがあるのがみえて。
愛されたい人に愛されなかったり
夢は叶わなかったり
つかのまの幸せがあったり。

それらすべてを経験して

彼女と彼女は見つめ合って笑いあう。

「あなたが笑うから、私も笑う」

ティルダとコナの間には
女と女の間にのみ可能な深い愛があるように思えた。


いいお話だったなあ。
毎度のことながら映像も効果的で美しい。

ケラさんのつぶやきを見ている限り、ぎりっぎりにしか完成しない話で、
あれだけのものが作り出せるのは毎回感動するのですが、

今回戯曲を購入して読んでみて、ちょっとわかった気がします。
とても緻密な文章で書き上げられている戯曲でした。

また次が、楽しみでしかたないナイロン100℃。









2012年5月10日木曜日

シレンとラギ

@梅田芸術劇場

2列目真ん中。

と思ってたら、1列目がない。

ということで
はじめての新感線が最前列ど真ん中。

はるばる来た甲斐があったというものです。
さすがのプロのエンターテイメント。ほんとに娯楽です。

藤原竜也、永作博美、劇団新感線、一度は生で観たいと思っていた方々。

みなさま期待以上のすばらしさ。目線、指先まで堪能できました。

観ると納得の配役。
というか、ここまで配役のイメージがあると、
まったく別の配役でこのお話を作るとどうなるのかなと思ったりします。
そう思うほど、それぞれの客演の方の過去の作品と重なる感じでした。
三宅さんの「虫」もノーアートノーライフと重なる。
そのへんはファンサービスでもあるのかしら??

しかしさすがの新感線。
お話自体は暗め。最後は少し今の日本を思わせる。
でも笑えるように作ってある。特に古田さんと橋本さんのからみ。
殺陣もすごい。

三宅さんの身体能力特にすごい。

そして高橋克実さんすごい。悪人役があんなにうまい方とは思いませんでした。
最前列で下からライト照らされると怖かった。。。

ほんとの意味での現代の歌舞伎だと思います。
作る側も、観る側も真剣に楽しめる娯楽。

一度鶴屋南北の戯曲を脚色しなおして、現代版にした
歌舞伎の新感線を観て見たいなあと思うのです。

あれ?実はもうあるのかな?よくわかんないけど。

きっと4代鶴屋南北も化けてステージに出てくるくらい
喜ぶんじゃないかなと思うのです。

ていうかすでに毎回観に来てるかも。
見えない1列目のど真ん中で。






2012年4月20日金曜日

ままごと あゆみ

イムズホール。なにもない舞台。

席に着き、開演数分前、ふと顔をあげると
リネンのワンピースと赤い靴の女子たち8人。
彼女たちがひとりのあゆみとあゆみのまわりのひとを演じる。

16本の足のはじめのいっぽからさいごのいっぽまで。
台詞は言葉になり音になりリズムになっていく。

なんでもない、ふつうの、女の子の一生。
だからそこには飛びぬけたエピソードもドラマもない。
だけどそこには自分も感じた記憶のある喜びやどきどきや悲しみがあふれてる。

いつのまにか泣いてました。
あまりにもせつなくて愛おしくて。


女の子はやがておばあちゃんになり、
(たぶん)彼女の中でやりなおしたかったふたつの記憶をやりなおす。
どちらも、伝えられなくて後悔していた、伝えたかった言葉を伝える。

伝えるけど、あゆみのあゆみは変わらない。
来た道も、行く道も変わらない。
変わったのは伝えたというきもち。

そしてさいごのいっぽを迎える。


ままごとは去年の「わが星」でも泣いた。
ここちよいリズムに包まれた
日常のことばに潜む愛おしさと切なさ。


いま一番すきな劇団かもしれない。






2012年4月17日火曜日

サンプル 自慢の息子

北九州芸術劇場。


先日の映画、ものすごくうるさくて・・・でも感じたこと。
どこまでが異常でどこまでが正常なのか。

登場人物はすべて異常に見える。
でも見方を変えれば純粋そのもの。
舞台の中に境界線がないように、
正常と異常の境界線も曖昧。
それぞれに純粋な愛情だけど、
社会や人との関係性の中で
愛情は異常になっていく。

ただ彼らの愛情は
すべてあまりにも一方的。
キャッチボールではなく
感情を投げつけあっているように見えた。

それだといつか相手を傷つけるし
跳ね返って自分も傷つくのかな。

こわくてボールを投げられないよりましなのかな。
どちらかというと自分は怖くて投げられないタイプ。

思い切っていろいろ投げてみたほうが楽なのかもな。
たとえ傷ついたとしても。

そんなことまで考えてみたり。

布を使った演出はおもしろかった。
ひっかかったり、もそもそなったりしてるとこもあって。
役者さん大変だわね。

しかしこの戯曲はどう書いてあるのか気になる。
あのシーンやあのシーンをどう文章で現しているのかなと。
読んでみたいが戯曲って高い。
機会があったら読もう。


2012年3月26日月曜日

ハイバイ ある女

西鉄ホール。ハイバイ。ある女。

不倫をするつもりも
売春をするつもりもなく

でもどっちもやっていたタカコの話。

そして傷ついてばかりいるようで
実は傷つけていたタカコの話。

男性である岩井さんが
女性の振る舞いをせず演じたのは
生々しさを避けるためだったのだろうか。
しかし後半では岩井さん演じるタカコが
いわゆる職場で噂になるフェロモン系タイプの女性に見えてきた。
岩井さんの独特の表現力に感心。


自分が受ける仕打ちはクールに受け止めるのに
自分が傷つけたと知った轟さんに対して泣きじゃくるタカコ。

イタイ女というよりは
正直で、強そうで弱い女。

ずるくて、弱そうで強い女がいわゆる勝ち組にのしあがっていくのだろう。
そんな状況を実生活でも目の当たりにした。




そう思ってしまう私も、イタイ女なのだろうな。

2012年3月21日水曜日

How to succeed in business without really trying


超ツボ。
かわいい。
DVD化されていない様子。

2012年3月19日月曜日

ものすごくうるさくて ありえないほど近い

ちらっと予告と、イオンにあった垂れ幕が
なんとなく気になっていた映画。

機会があって、観てきました。

なかなかにずっしりと来る映画。

今の日本で公開するのは生々しいなと思いました。

少年の成長が主題なのですが、
震災後の日本にいる自分にとっては、ついそのこととかぶせてしまいます。
あれに近い体験をした人がどれだけいたのだろうかと思うのです。

映画の予告がそこにあまり触れていないのも、
きっと考慮してのことなのでしょう。

9.11で父親を失った少年。
その強烈なトラウマと、もともとの「少し変わった」気質。
それをのりこえるための「鍵」。

タイトルにもありますが、音の変化が印象的でした。
最初に街に飛び出した少年を襲う
ものすごくうるさい日常の「音」。
それがだんだんと変化し、
最後にはきにならにほどちいさな風景の一部になっています。
このへんは映画館でないとわかりにくいだろうなあ。

あと、少年の叫ぶような一言、「普通になるから」。
周りと適応できないこと、すこし枠からはずれたことを
個性として受け入れるのか
異質として矯正するのか

それによって人生は大きくかわってしまうのでしょうね。

9.11以前は
父親は「個性」として受け入れ、
母親は「異質」として心配していたのかな。
少年が母に心を開かなかったのは、そこにあったのかも。



予告で「リトルダンサー」って書いてあったのをなんとなく覚えていて、
少年か?と思いましたが、あれは10年ほど前の映画でした。
監督が、同じ方。スティーブン・ダルドリー。
苦悩する少年を描くのがうまいんだろうな。

というか少年、すごい演技力。








2012年3月1日木曜日

Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち

初めて行ったTジョイ博多。
きれいでした。

映画、美しかった。
苦手な3D。やっぱり途中で疲れましたが、
それでもいままで見た3Dの中ではとびきりの美しさ。
ヴェンダースの静かな美しい映像が浮き上がって見えます。

CGとかいらない。
ダンサーのポートレートのようなところのすいこまれるような奥行き。
工場、交差点、荒涼とした大地、緑の森の光の中で舞う身体。
ほんのすこしの陰影がふわっと浮き立つ美しさ。

ストーリーがないので、正直2時間、ちょっと集中力がかけるところもあります。

しかし映像美として、ほんとに美しい。

ピナが作り出した肉体の動きを、舞台の外の世界に取り出し、
生の舞台では不可能な演出を加え、新たに作り上げた幻想的な映像作品。
ほんとうに、夢をみているかのような、非現実的な世界をリアルに撮りあげています。

一番、観たかったのも、ヴェンダースが観せたかったのも
ピナバウシュ本人なのではないでしょうか。
そう思うと、じわりと涙すら浮かびます。


劇場で、すばらしい音響の中、ふわりと浮き上がる映像を楽しむ。

あらたな映画館の可能性。

観にいってよかったと思える映画でした。






2012年2月15日水曜日

天竺徳兵衛新噺 鶴屋南北のおもしろさ

歌舞伎の話の続きです
今回の「天竺徳兵衛新噺 」、とにかく魅力的な話。


4代目鶴屋南北のあたり芝居らしいです。1804年の作品。
当時流行のいろんなお芝居のいいとこどりをしているのだと思います。
ヒーローもの、ラブストーリー、サスペンス、ホラー、トリック、コメディ
すべての要素が含まれています。(やりすぎな感もある)


この手の話の歌舞伎って、ルパン3世を思いおこします。
あと、現代のいのうえ歌舞伎。劇団新感線。
ほんと痛快。
で、
特に今回のお話は、当時の最先端の異国モノの表現がおもしろかったのです。


最初の船上での異国話はもちろんですが、(ここは現代風にアレンジしてありました)
妖術の呪文
「南無さったるまグンダリギャ、守護聖天、はらいそはらいそ」(はらいそはパラダイスの意味)とか。


あと木琴をつかったところとか。
木琴はこれをきっかけに木琴ブームも起きてる様子。

『天竺徳兵衛韓噺』における趣向の考察 -木琴を打つ座頭をめぐって- 
フルテキストのところで論文読めます。


いろいろ見てたら、観劇中にはわからなかった、
謎解きもわかってよけいすっきりしました。
巳年の彼女に手を出したから、妖術とけちゃったのですね。
歌舞伎をきっかけに、いろんなところへ意識が広がる。


そして新たに日本のおもしろさに気付くのです。


2012年2月12日日曜日

天竺徳兵衛新噺

博多座へ歌舞伎を観にいってきました。

めちゃくちゃ面白かった。半端ないです。

巨大な蛙はガメラか!とつっこみたくなりました。
幽霊は、足(ないけど)長っ!とつっこみたくなりました。
早替わりの演出はにんまりするしかけも面白く、
なにより亀治郎様のすばらしいサービス満点の演技。


面白くないわけがない。

衣装もすてきでした。さりげなく、極悪おとわの上着が蝙蝠柄なのがかっこよかった。


あと、三味線の独奏が素敵でした。
観た人はわかると思いますが、あれに足のせるんだっ。って思いました。





「歌舞伎に行く」というと、「解るの?」とか、「難しくない?」とか言われますが、
私は舞台芸術の中で歌舞伎はもっともエンターテイメント性の高いものだと思っています。

生演奏の歌と音楽、衣装、美術、アクション、とにかく客を楽しませる舞台演出、
時事ネタや役者のアドリブに至るまで
すべて入ってる。

シルクドソレイユの何百年も前から、こんな完成されたエンターテイメントがあるのです。


日本ってすごい!と思うのです。

そして

江戸時代って、快楽主義な時代だったのだろうなと。暇だったのかもね。









2012年1月31日火曜日

庭みたいなもの

庭みたいなもの @YCAM
見てきました。

うーーーん

今回は受け取れるものがなく。

だいたい1日くらいおいて考えると、
あれはこうだったのかな とか
いろんなシナプスが働くのですが、
今回、パフォーマーの台詞も動きも思い出せない。


客席へ行くまでの道のりと
舞台が崩れ、変化していく過程はおもしろかった。
カミイケタクヤさんの作品はほかにもいろいろ見てみたい。

うーん



素材(モノ)があって、
それをコトバと動きで表現するために
いろいろ考えて、味を加えすぎて、
素材そのものの味を失ったような


そんな印象を受けたのでした


わたくし的には
インスタレーションの中でのパフォーマンスとして、
その場でモノを選んでの即興とかで見たい気がしました。


山下さんの作品は初めて見ましたが、
今まではモノをほとんど使わず、少しの言葉と動きで表現してきたのだそう。
今回は新しい境地だったのでしょうか。
今までの作品を見てみたい気がしました。














2012年1月25日水曜日

釜山日記 カルビタン

場所はとてもわかりやすい。
凡一洞駅をおりて直結している現代百貨店。
ここの最上階にあります。
お店もキレイ。














日本語なし。英語もたしかなかった。おそらく地元の方ばかり。
プルコギ食べてる人が多かった。

カルビタンを頼みます。
キムチが3種類くらいだったかな。それとごはん。
で、カルビタン。骨付きのお肉ががっつり入ってます。
あといっしょに白いうつわがきますが、これは骨入れ。













スープがおいしい。
で、辛味を自分で足していただくのですが、
辛味なしでもぜんぜんおいしい。

お肉は骨からするっと外れるので、これをポン酢のようなタレにつけていただきます。
またこれがおいしくて。

韓国の人にとって牛って肉というよりスープのほうがいいみたい。
がっつり肉は豚肉のほうが好きみたいです。

いやーとにかくおいしかった。8000ウォンでした。

この百貨店はのんびり見れる割には食材なども充実してて楽しめます。
地下にフードコートもあり。
ただし日本語を話せる定員さんはおらず。
がんがんハングルで接客されます。

2012年1月24日火曜日

釜山日記 スンドゥブ

今回は釜山の方にがっつり案内してもらいました
もちろん食事も。
食にこだわりのある方だったので、はずれなし。


忘れないうちに。

まずはスンドゥブが食べたかったわけです。
某有名店よりもこっちがおすすめ!と
つれていってくれたのがここ。








PIFF広場近く、南浦洞の細めの路地にあります
トルソッパプ?と読みますか。石焼ごはんという意味らしいです。
道にはこんな看板があります。




一応日本語書いてあるけどよくわかりません。
日本語のメニューもないので、ちょっと戸惑いますが、
実はメニューは二つ。
スンドゥブかテンジャンチゲ。
どちらかを頼むともれなく石焼ご飯セットがついてきます。
これがセット。映ってないけどもちろんキムチもあります



手前左のごはんを右のうつわにいれてまぜまぜ。
キムチやジャンを投入し、ビビンバ完成。
スンドゥブやチゲとともにいただきます。
ここのキムチは酸味が少ない甘めのタイプ。おいしかった。

で。
石焼ごはんのうつわにはおこげが残ってますが、
中央右側のちいさなやかんにとろっとしたお湯?が入っていて、
これを石焼ごはんの器に。














少し置いておくとおこげのお粥になります。
これがなんともやさしいお味。
ほんのすこしチゲやスンドゥブをいれて味をつけてもまたおいしい。

これだけセットで5000ウォン。おなかいっぱいになります。


次はテンジャンチゲでいきたい。

2012年1月22日日曜日

サウダーヂ

今年初の映画はサウダーヂ。

最近のラップを使った映画や芝居は面白い。

悲しいかなラップが似合う国になったのかな、日本。

格差社会、貧困、人種差別。

20年前の賑わう商店街の幻想。
悲しきシャッター街。
いまこの国にいくつくらいあるのだろう。

そしてこの国はどうなるんだろう。

ニュースにすれば3面記事のような
すぐ近くで起こっていそうな事件を映す167分。

笑えない日本の話。







2012年1月21日土曜日

釜山

ビートルで約3時間。
釜山へ行ってきました。

材料とか探してみたけど
思うようには見つからず。

普通に食べて買い物して帰ってきました。
カルビタンが美味しかったー。

案内してくれた子が勧めてくれたのがこの黒酢。
ローズヒップティーとか好きな人ならたぶん好き。
これに生姜シロップ足してもいけます。

それにしても全然外国へ行った気がしない。

ただ、帰りの船はかなーり揺れた。
また行きたいけどこの時期はやはり覚悟がいるな。

2012年1月9日月曜日

シマーリング

だいぶ使ってるのでボロボロ。
買い換えようかなと思ったけど、名前を忘れていたので、探すにさがせないでいた。

誰かに聞こうと写真を撮ったら突如名前を思い出しました。

シマーリング。

これ、単純だけどとても便利。
コンロの上にのせると、絶妙な弱火をキープできる。

直火がちょっと怖い陶器やガラスのポットも安心して使えるし、
コンロできれいにパンも焼けます。

しかしあんなに思い出せなかったのにー。
なぜ。
人間の記憶って不思議。