@ももちパレス
人と人との繋がりはなんとも残酷なもので。
結局他人と他人なので。
おもいきり相手を傷つけてるファン達。自覚は微塵もない。
ひとりでは何もできない者も、群れてさえずると強い。
思いやっているようで、自分の欲や感情を押し付け。一方的で暴力的な「優しさ」。
おちぶれていく作家を見守っているようで
実はその末路を楽しんでいるようでもあり
そして傍観者は他人の不幸をおもしろがり、金儲けのネタにする。
人と繋がるのを拒み、すべてぶちきったとたんに現れる孤独。
そうなると、だれでもいいから繋がりを求め。
全員が自己中心的、身勝手で嫌な奴。
そんな中に共感を覚える一瞬がある。
ほんの少しのきっかけで自分もそうなってしまうかも。
まきちゃんの言っていた、
「まわりはみんな自殺、薬物、獄中死」
会場からは笑いがおきたが、笑えなかった。
ここはほんとのことなのではと思った。
先日読んだ
「神の棄てた裸体」の中にもあったが、
若い頃「蝶」ともてはやされても、老いた彼女達の行く末は「土」。
いやというほどそれを見てきたまきちゃんが選んだ結末。
なにも聞きたくないし、なにも見たくない。
でもやっぱり繋がりたいから、戻ってきたのか。
わたしにはそこがとても痛かった。
しかしこれも私の勝手な思い込みにすぎない。
余談ですが
ももちパレス、談話室の椅子がかっこいい。
70年代のknollかなあ。欲しい。